西神奈・東白楽駅で歯科クリニックをお探しの方はデンタルオフィス東白楽までお気軽にお問い合わせください。
Oral Surgery
お口の中の外科的な治療を行う分野です。切開や縫合が必要となるような、複雑な抜歯や患部の除去・摘出などを行います。ケガ(外傷)・できもの・粘膜のトラブルに対する処置や、親知らず・顎関節症の診断にも対応しています。
親知らずとは、一番奥にある永久歯で、正式名称は「第3大臼歯」です。 上下・左右に各1本の計4本で、20歳前後に生えてきますが、まったく生えてこない人やすべて生えそろわない人もいます。 真っ直ぐ生えていて機能しており、かつブラッシングが親知らずにまでしっかり届いており、痛みや違和感がなければ、抜く必要が無いこともあります。
次のようなケースでは、抜歯をおすすめします。
親知らずの抜歯は、患者さまの負担を最小限に抑え、安全に実施することが重要です。当クリニックでは、以下のステップで慎重に抜歯を進めます。
まず、患者さまの親知らずの状態やお悩みを詳しく伺います。その上で、視診やレントゲン撮影に加え、必要に応じて歯科用CTによる検査を実施します。
特に、下の親知らずを抜歯する場合、親知らずと顎の神経や血管の位置関係を歯科用CTの立体画像で正確に確認します。この精密な診査により、抜歯の必要性や、合併症のリスクを最小限に抑えるための治療計画を立案します。
診査結果に基づき、抜歯を行うかどうか、行う場合はどのような方法で進めるか、丁寧にご説明します。抜歯後の注意事項についても詳細にご提示し、患者さまが心からご理解・ご納得されてから治療に進みます。
また、より専門的な検査や手術が必要な難しい症例と診断した場合は、提携している大学病院などの医療機関へ迅速にご紹介いたします。
治療計画に基づき、十分な局所麻酔を行った上で抜歯を行います。麻酔が効いていることを確認しながら処置を進めるため、術中の痛みを感じることは少ないですが、麻酔の効き方には個人差があるため、万が一痛みを感じるようであれば、適宜麻酔を追加して施術をします。
親知らずの生え方(斜めや埋没(横向き)など)に応じて適切な器具を用いて、慎重かつ迅速に処置を進めます。
抜歯が完了したら、出血を止めるための処置を行い、ご帰宅後の注意事項(食事、運動、投薬など)を詳細にご説明します。
数日後に再度ご来院いただき、傷口の確認や抜糸を行います。その後も傷の治りや噛み合わせなどを注意深く経過観察し、お口の健康が維持できていることを確認します。
外科治療の対象となる症状に対しては、歯科用CTで目に見えない部分まで精査し、治療方針を決めています。たとえば、下の親知らずの場合は、 親知らずと顎の神経や血管との位置関係を確認して抜歯の必要性や治療の方向性について診断していきます。より専門的な検査や手術が必要という症例は、大学病院などの医療機関へ迅速にご紹介しております。